鉄釉柘榴
直径:18.6 cm
裏文:なし
窯印:なし
吉成容一氏寄贈。柘榴は子孫繁栄の印として結婚の祝いの品によく使われたらしい。この絵も、割れた実からたくさんの種が溢れ出そうだ。鉄釉のかかっている実の部分をよく見ると布模様が浮き出ている。どうやらこの部分は柘榴の形に切り取った布に鉄釉をしみ込ませて印判としたものらしい。なかなかの珍品だ。
◀︎戻る