母から聞いた話では、いげ皿など使っているのは恥ずかしくて、モダンなお皿で食事をしている友達が羨ましかったそうだ。そんないげ皿の博物館など作っても訪れる酔狂な客は稀だろう。もちろん商売として成り立つとは思えない。なんとか国か地方自治体から援助金などもらえる算段をしながら進めないと大損して終わりということもありうるだろう。しかしまずは私財で行ける所まで行ってみよう。毎日オープンしなくてもいい。小さくてもいい。日本文化のちいさな足跡の記録所として、できるところから、いげ皿博物館の建設に挑戦してみる。(0810/02---2002年8月10日の意味)
|